歯ぎしりは果たして治すことはできるのか?
自分では歯ぎしりしていないと思っていても、パートナーに「歯ぎしりしていたよ」と言われると、そんなことはないと思ってしまう人もいます。
しかし、なんとなく起きた時に顎が痛い、口周りがだるい、という人はもしかすると歯ぎしりしている可能性があります。そんな歯ぎしりを治すことはできるのでしょうか?
寝ている間のことなので、自分ではどうしようもないと思っていませんか?
マウスピースというものを使って歯ぎしりを解消することができます。ゴムのように柔らかい素材でできており、歯ぎしりしても強い力をゴムで吸収するので歯や顎にかかる負担を軽減します。
実際、歯ぎしりのメカニズムが充分分かっていないため、対処療法となりますが、一応のケアにはなります。
歯ぎしりは自宅でもケアできるので一度やってみましょう
また薬物療法という手段もあります。それはジアゼパム、メトカルバモールという筋肉を弛緩させる薬を使って行います。
噛み合わせに使う筋肉の緊張をほぐして、余分な力がかからないようにします。ただ、薬物依存などの傾向もありますから、あまりこの手段を用いて歯ぎしりを治すということはありません。
では自宅ではどんな方法が歯ぎしりを治すのによいのでしょうか?まず枕を高くしないこと、横向きやうつ伏せ寝をしないこと、アルコールを飲みすぎないということがあります。
これは睡眠中に歯ぎしりが起きている場合に有効です。覚醒時に有効なのはリラックスする、ストレスをためない、食事で強く噛まず、噛む回数だけを増やすことなどがあります。
また左右均等に噛むことで歯ぎしりを治すことができます。
歯ぎしりを治すのに最大の原因、それはストレス
歯ぎしりは古来では病気の一種だととらえられていました。しかし今では様々な研究がすすめられ、顎が無意識下で動いてしまったために歯同士がこすれあって歯ぎしりとなるとされています。
結論から言うと、歯ぎしりの原因はストレスです。人はストレスを受けるとそれから逃れようとして別の何かを探します。
ストレスを感じて趣味を見つける、運動するなどをしていると、対処法として見つかりますが、それが見つからないケースで歯ぎしりが見られます。
またストレス以外では歯の噛み合わせが悪いということも原因ではないかと言われています。歯と歯の噛み合わせが悪いため、顎の噛み合わせが悪くなって顎の筋肉が左右アンバランスになります。
そしてアンバランスになった筋肉が歯ぎしりを起こします。これを治す術はあるのでしょうか?
ストレスを感じると人は何かに逃げたくなる
何らかのストレスを感じている、分かっているのなら、そのストレスを取り除くと治る可能性があります。
しかし、どこで受けているか分からないストレスだと歯ぎしりをどうしてもしてしまいますから、夜寝る前にはリラックスをしましょう。
自分の趣味や好きなことに没頭すると良いですね。枕を低くして仰向けに寝るようにしましょう。ストレスを回避できれば一番よいのですが、難しい場合はこのような対処方法になります。
ただ、もう1つ方法があるのが、ツボ押しです。顔や耳たぶにあるツボを押すことで歯ぎしりが解消できます。
耳の後ろの骨にある完骨(かんこつ)や耳たぶの後ろ側の凹んでいる部分にあるえい風邪に強いコリを感じているのなら、この部分をほぐしておくと歯ぎしりを治すことができるでしょう。